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ステンレスタンク

 ステンレス鋼は素材強度が高く、材料板厚を薄くすることができるので、自重がコンクリート配水池の30分の1程度と大変軽量です。この特性を活かし、他の素材では設置が難しい軟弱地盤上に配水池を設置することができます。 その他にもステンレス鋼は基礎工事コストを抑えたり、工期の短縮など様々な面で優れています。

​概要

 フェライト系ステンレス鋼(SUS444)とオーステナイト・フェライト系鋼(SUS329J4L)の薄板を、 プレス加工にて規格形成されたパネルを自在に組み合わせが可能です。
 このSUS444、SUS329J4Lは飲料水に含まれる塩素に対して、優れた耐食性を有しており錆び難く、また、光の透過も無いため藻の発生もないため、軽量高強度で耐震性、耐久性に優れたているだけではなく衛生的なステンレスタンクとなっています。

特徴・効果

耐食性に強く衛生的

長期間屋外に設置される貯水槽にとって「錆びにくい」というのはランニングコストの面から見ても、何よりのメリットになります。

粘り強く高強度な素材

ステンレスの設計基準強度はコンクリートの10倍以上。
強いだけではなく"粘り強さ"(靭性)はコンクリートと比較にならない高い値を持っています。地震が多い日本だからこそステンレスの優位性が際立ちます。

素材を軽くすることが可能

ステンレスは素材強度が高いので、材料板厚を薄くすることができるので、自重がコンクリート配水池の30分の1程度と大変軽量です。

地球環境に優しく、リサイクルが容易

ステンレス製品が使用済みとなった後、ほとんどがリサイクルされ、電気炉で溶解して再利用されています。循環型社会にとって資源・エネルギー保全に役立つ素材です。

衛生面で優れている

ステンレスは錆びにくく、表面は極めて平滑なので汚れが付きにくくなっています。また、光を通さないのでタンクに使用した場合、藻の発生がありません。

景観・美観に配慮可能な素材が持つ美しさ

ステンレスが持つ素材の美しさに加え、現地での溶接組立なので周りに配慮した外観を造る事が可能です。

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